
COMMERCIAL / 2026 / 0:30
花屋 Sukidaisy の看板キャラ(デイジーのゆるキャラ)が、街のいろんな場所で花占いをする人たちを、そっと見守る。最後の 1 枚は、みんな必ず「好き」。
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1. OVERVIEW
占うと必ず「好き」で終わる花だけを売る架空の花屋 Sukidaisy の、30 秒のジングル広告。看板キャラのデイジーのゆるキャラが、屋上の女子高生、通学路の男の子、オフィスの OL、公園の会社員の花占いを物陰から見守り、最後の 1 枚で全員に「好き!」が訪れる。締めは店先で、キャラが手鏡に映る自分の花びらを指さしで数え、決め台詞「絶対『好き』になる花屋さん✿」(英語: The flower shop where it always ends in "loves me" ✿)。
目的(企画): 審査員と SNS の一般視聴者に、Sukidaisy をジングルとキャラで覚えてもらう
ジングル: ElevenLabs Music V2(EDM Dance pop・30.04 秒)。歌詞「Daisy! / 好き 嫌い 好き 嫌い / 好き 嫌い 好き 嫌い / 大好き! 大好き! Daisy! / Yeah!」。日本語の歌に英語字幕を全編に付けた
種別: 広告 / コンテスト応募作(ElevenLabs「The World's Catchiest Ad」・ElevenCreative のジングル広告)
年: 2026(2026-10-24 完成・応募)
尺・画面: 30.02 秒・縦 9:16(1080×1920)
2. CONCEPT & INTENT
着想は、制作者のこの言葉から始まった(2026-10-20)。
「最初は、必ず 好き でおわる花しか売らない花屋の広告のつもりでした。この花屋がどんな花屋なのかが伝わるような広告にできるでしょうか?」
「デイジーモチーフのオリジナルゆるキャラをつくって、そのキャラが自分で自分の花びらをちぎって花占いしてく動画にするのはどう?その占いの最中で、キャラがいろんな恋になやむ人々の様子をみながら、花びらを一枚ちぎってく」
決め台詞も制作者の案。
「『必ず『好き』で終わる花だけ、売っています。』これは長いので、『絶対『好き』になる花屋さん✿』とかにするのはどう?」
「占いが好きで終わる」と「このお店を好きになる」の 2 通りに読める(企画)。
3. WORLD & STORY
最初の案では、キャラが自分の花びらをちぎって占っていた。脚本の段階で、制作者がこれを変えた(2026-10-21)。
「デイジーキャラが自分の花びらをちぎっていくのは、少し痛々しいし、映像を破綻なくつくるのも難しそうだなと思いました(シーンごとに、キャラの花びらを1枚ずつけしていくのが難しそう)…デイジーキャラは、いろんな場所で花占いをしてる人を見守ってるっていう映像にする」
世界観(企画): デイジーの白と黄色、店先の緑。明るくポップ。昼の柔らかい自然光。街角の小さな花屋と、その周りの街
登場順: 屋上の女子高生 → 通学路の男の子 → オフィスの OL → 公園の会社員(年齢が上がっていく順。男の子は制作者の案「小学生くらいの子どもの花占いシーンをはさむのはどう?」から)
最後の場面は、セリフを付けずに映像で見せた。制作者「「11、よし!」のセリフはつけません。映像で、キャラが手鏡をもちながら、自分の花びらの枚数を指差しで数えてる映像だけにしたい」
足さなかったもの: 手拍子ダンスと「花びらは必ず奇数枚」の注釈。制作者「今回の曲は、ずっと背後で手拍子がなってます。だから、キャラがノリノリ手拍子ダンスする動画はいらないと想う」「これも要らないと想う。説明しすぎになりそう」

デイジーのゆるキャラ(正面)

デイジーのゆるキャラ(後ろ)

屋上で花占いをする女子高生

花占いをする男の子

オフィスの窓辺の OL

公園のベンチの会社員

花屋 Sukidaisy の店先と街並み

学校の屋上

放課後の通学路の土手

オフィスの窓辺

公園のベンチ

キャラが持つ手鏡

Sukidaisy のデイジー
4. VISUAL DEVELOPMENT
キャラクター 5・場所 5・小物 2 の、全 12 の固定デザインを先に決め、各ショットの KV(動画の開始画像)を作るときに、その画像を参照として毎回渡した。デイジーのキャラは、Codex で作った 3 案を没にし、制作者が Nijijourney で作った画像を採用した。
没案 → 採用案(shot_006・店先の締め)

Before — 最初の案(没)

After — 採用。店先でキャラが手鏡を持ち、自分の花びらを指さす
採用の言葉: 「これを採用します。他は没です」
採用した KV の作り直し(shot_003・屋上)

座って横から見下ろす構図の KV(採用)

舞う花びらを消した版(花びらは編集で重ねる方針にしたため)

上の手に花びらを 1 枚持たせた版(花びらを 1 枚ずつちぎる動画を作るため)
夕暮れの場面への作り直し(shot_004c・公園の会社員)

最初に採用した昼の KV

「嫌い」の谷場を強めるため、男性の顔に青い陰・頬に手を当てて焦るデイジーにした KV

夕暮れの哀愁の KV(完成版で使用)
5. CREATIVE DECISIONS
3D プリビズを作らず、KV を 1 回で作った(2026-10-21)
制作者「このテンプレートのリポジトリの工程は、いつも守らなければいけないものではないです。…この作品をつくるために、最適な手法でつくりたい。私は3Dプリビズ要らないと思ってます。」記録上の事情: カメラは全ショット固定、1 ショットに人物 1 人と見守るキャラ。
4 人の「好き!」は、1 人ずつ別に作って編集で組み合わせた(2026-10-21)
制作者「4人分を一気につくるなんて、ありえません。一人ずつわけて生成し、編集でくみあわせるか後で考えます」
キャラの胴体の崩れは、作り直さずに動画の編集で直した(2026-10-24)
制作者「この動画の左下のデイジーキャラの胴体がキャラデザイン画像とは違うデザインになってしまっているので、キャラデザイン画像の通りに修正したいです」→ 動きの良い採用テイクはそのままに、Runway Aleph 2.0 で胴体だけを編集。結果への評価「素晴らしいです!治っています。」
6. PRODUCTION PROCESS
1. 企画・脚本(2026-10-20〜21)。ジングルは ElevenLabs Music V2 の Web 画面で制作者が作った
2. 固定デザイン 12(Codex image_gen・Nijijourney)
3. KV: Codex image_gen で 40 枚を生成し、20 枚を採用
4. 動画: AZ8 / Seedance 2.0 Mini(480p・9:16)で 37 本を生成し、12 本を採用
5. 高画質化: 採用した動画を Topaz(AZ8 の Zumi 経由)で 2K に
6. 編集: DaVinci Resolve。ElevenCreative のロゴの透かしと英語字幕を入れた
冒頭: デイジーのバケツからキャラが顔を出す(編集では逆再生で使用)
屋上の女子高生の花占い
採用テイク(shot_004b)
採用テイク(shot_004c)
「好き!」(女子高生)
「好き!」(男の子)
「好き!」(OL)
「好き!」(会社員)
7. CHALLENGES & SOLUTIONS
花びらを 1 枚ずつちぎる動き(shot_003)
動画生成で、花びらを一度に何枚もちぎる・一度に全部消える結果が続いた(制作者「1枚ずつになってないです」「花びらが一度に全部きえてます」)。KV の手に花びらを 1 枚持たせ、花は変えずに 1 枚ずつ持っては散らす動きだけにした 5 本目を採用した。
キャラの形の崩れ
動画の途中でキャラの胴体が崩れた。参照に KV とキャラの固定画像を一緒に渡して作り直し(shot_004b・005a・005d を採用)、shot_004a は Runway Aleph 2.0 で胴体だけを直した。
「嫌い」の谷場
会社員の場面を夕暮れの哀愁に作り直した。
8. FINAL FILM
完成映像(30.02 秒・1080×1920)
9. CREDITS
制作: senka -1000華-(企画・キャラクターデザイン・ディレクション・生成映像制作・編集ほか全工程)
使用ツール
ElevenLabs Music V2(ジングル)
Codex image_gen(固定デザイン・KV)
Nijijourney(キャラクターデザイン)
Gemini(企画のブラッシュアップ・作曲の相談)
AZ8 / Seedance 2.0 Mini(動画生成)
Topaz(AZ8 の Zumi 経由。2K の高画質化)
Runway Aleph 2.0(動画の部分修正)
DaVinci Resolve(編集)
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